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超初級オーボエお手入れ講座
・メンテナンス用品
クランポンコルクグリス250-min
コルクグリス
(クランポン製)
オーボエスワブ-min
オーボエ用スワブ
ヤマハ_ポリッシングクロス-min
ポリッシングクロス
綿棒250-min
綿棒
大羽小羽
羽(大羽、小羽)
簡単なお手入れ方法
●リードの調整
リードは、元々は、葦ですから、硬いです。でも、水につけることで、柔らかくなります。繊細な音が出せるように、リードの先端は薄くできています。水分を含んでいないと、ちょっとしたことで割れてしまいます。よくあるのが、楽器に付けた状態で、左手で楽器を縦に持って、例えば、床に落ちた何かを拾おうとして、おでこなどで、リードを割ってしまう事とか、ひょいと振り向いたときに、リードを譜面にぶつけでしまうとか。割れたらもう使えません。高価な物です。取り扱いに注意しましょう。
また、常に湿り具合に気をつけましょう。空気が乾燥しているとき、ちょっと演奏をしない状態が続き、それでは吹こうとしたとき、割れちゃいますね。特に冬場の演奏は、唇も乾燥しています。リードは割れるし、唇は切れちゃうし、赤いリードは気持ち悪いですよね。
●演奏終了後
木製楽器は、湿度を嫌います。逆に、急激な乾燥も嫌います。室内演奏で、エアコンが付いていると、どうしても乾燥しがちです。演奏終了したら、速やかに内部の湿り気を、スワブで拭き取り、楽器ケースにしまいましょう。スワブを通すときは、リード側上管部はわずか4mmの内径で、少しでも傷が付くと音色に影響します。注意深くスワブのおもりを通しましょう。
オーボエお手入れ2-min
スワブかけ
オーボエは、頭部管の直径が4mmと極めて細く、繊細です。木製の場合はさらに、湿度を嫌います。
演奏終了後、スワブをかけ濡れている状態から管壁を守ってください。
ただ、急激な乾燥は、木を割ってしまいます。
オーボエお手入れ3-min
スワブは丁寧に
このスワブは、非常に薄いので、ベル部から通して管頭部から抜けます。
厚みのあるスワブは、この4mmの管を抜けない場合があります。その場合は無理せず、ベル側から引き出します。
このとき、紐のおもりの部分が管頭部の最細部分に傷を付けたり、その直下のオクターブキイの突起を傷つけたりしないように、慎重に行いましょう。
●コルクグリス
管を接続する部分は、コルクが巻かれています。このコルクは非常に薄いので、気をつけないと剥がれてしまします。抜き差しに硬いと思うときは、グリスを塗りなめらかにします。でもこのグリスが、楽器本体に付くと音色に影響します。指でならしたら、すぐに拭き取りましょう。また、グリスの種類にも気をつけましょう。白い蝋状の物だと、コルクの上に蝋を塗るようになります。それに対し、液状の物がありコルク内部にしみこむタイプもあるので、それぞれ使い分けると良いでしょう。付けすぎてもコルクを傷めます。
オーボエお手入れ1-minObコルクグリス
コルクグリス
感接合部は事情に繊細です。また、コルクも薄くできています。接続時、硬い場合は、コルクグリスを付けましょう。
ただ、闇雲に付けると、木製の管を傷めます。また、コルク自身も傷めます。適度に塗ったら軽く拭き取り、余分なグリスが残らないようにしましょう。
クランポン製のコルクグリスは、コルクに染みこむタイプです。演奏終了後の片付けの際つけると効果的ですね。
●接合部をクリーニングする 接合部のコルクには、グリスの残りが付着しています。また、接合部の金属には、温度変化に伴い結露しています。これらが結合して、意外と汚れています。この汚れを放置すると、接合部に微妙な隙間ができたり、接合部の金属を傷めて最悪は空気漏れを起こしたりします。毎回、しまう際に、綿棒で丁寧に汚れを取りましょう。
Obグリス塗り
綿棒でクリーニング
接合部の金属部分の結露、汚れを取ります。
また、楽器のキイの奥の部分などに手指が残っている場合もあります。たまにでも、キイ、ポスト、連携棒の奥の隙間に差し入れて、金属部分、本体の汚れを拭き取りましょう。金属の錆を防ぐとともに、綺麗な輝きを維持できます。
●リードの空吹き
演奏する前に、歯を磨くなり、口を丁寧にゆすいでいても、わずかな食べ残しなどの異物が混入することもあります。これらをこびりつかせたままにして置けば、当然、管の内部を損傷し、音色に影響します。そもそも、汚いですよね。これを防ぐには、演奏終了後、水につけたリードを、金属側から空吹きします。ぶくぶくと。これで、わずかな食べ残しや、唾液の蛋白成分なども落とすことができます。
EHリード準備
水にぶくぶくと
リード側を水につけて、しばらく放置。
その後、チューブ側から息を、ぶくぶくと吹き込みます。
●リード、ボーカルの内部清掃
リードとボーカルの管の内側も、意外と汚れています。
この内壁のわずかな凹凸は、即、音色に影響します。わずか内径4mmしかないので、わずか0.1mmの障害でも、直径にして2.5%もの障害という事で、内部抵抗を増やし、吹きにくくもなるし、乱流を起こし、音色が安定しなくなります。丁寧に内壁を傷つけないように、汚れを払う感覚で清掃します。
Obリード洗浄
羽でくるっと
羽は、大きな物は、ボーカル用。小さな物はリード用。
羽の中心軸をチューブに差し込んで、ゆっくりと回転させて、汚れを払い落とす感覚で、1,2周。
●タンポを湿度から守る
また、タンポも繊細です。わずかでも湿度を吸って、隙間がずれると、音になりません。上管部の方が湿り気が多いので、しまうときは吸湿シートをタンポに挟む場合もあります。演奏中は、勢いよくタンポを「ふっ」と吹いて、湿り気を飛ばす技もあります。
演奏を中断したいる際、例えば、楽器を縦に持つ場合でも、少し傾けて、キイ側を上にして、水滴がタンポ側に流れないように注意します。
オーボエお手入れ4-min
クリーニングペーパー
キイについた水分は、クリーニングペーパーに吸収させます。この際、クリーニングペーパーをキイに挟んだままひっぱらにでください。キイを傷めます。
特にオクターブキイに付けたり、息を吹き入れて余分な水分をクリーニングペーパーに吹き付けたりする技もあるようです。
●キイが黒ずんできたら
多くの木管楽器の、キイ、キイポスト、連結棒、カバー等は、洋白製で、銀鍍金が施されています。錆びにくく鮮やかで綺麗ですが、皮脂に含まれている硫黄分と反応すると、黒い硫化銀に変化します。手垢が付いた状態で放置すると、黒っぽくなってしまします。黒ずんでしまったら、シルバーポリッシュで拭き上げるしか無いのですが、この液体が、少しでもタンポに付くと、タンポを劣化させるだけで無く、音色に影響が出ます。シルバークロスで拭き取るのも良いですが、これも研磨剤が入っているので、何度も吹くと、鍍金が剥がれちゃいます。不織布や綿棒等で、柔らかく拭き取りましょう。
ポリッシングクロスで吹くと良いでしょう。
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